元教員ということもあり、教育の分野で主に仕事をしてきました。
学校の教員として9年、学習塾の塾長として4年間仕事をしてきました。
自身の子どもも2名おり、さらに障害を抱えた方の支援施設や学校に行けなくなってしまった生徒さんのための適用施設での勤務も経験しました。
人と関わることが苦手な私が日本での教育において何を大切にしているかお伝えしていきたいと思います。
大学生前半 にこころがける3つのポイント
大学生になると育てる。という概念から外れてきます。
それは社会的に見ても、18歳以上は大人とみなされます。
それに、もう親の手をだいぶ離れている年齢になるかと思います。
なのでここからは関わり方という表現でお伝えしていきます。
その中でもやはり大学前半、主に1~2年生を指します、または短大や専門学校の部分をお伝えします。
1つ目のポイント 仕事を覚えさせる
ポイントの1つ目は、アルバイトを通じて仕事を覚えるです。
私は自分の子供にも
小さい頃から仕事の初期段階を家事を通じて教えてきました。
全く同じで、
やはりまずは掃除ができる、そしてコミュニケーションが取れる部分から、
始めていくことの大切さを伝えます。
さらに今まで育ててきた特性、リーダーシップであったり、専門性であったり、
オリジナリティと創造性であったり、そういったものを仕事で発揮する。
ということをおすすめします。
その中で、学校では教わらない、または自分で調べないとわからない日本の文化、または社会のルールという部分もあります。
例えば、海外の記事をよく見ると、
日本の電車は、誰も喋ってなくて、良いと考えてくれてる人もいますし、話しづらくて嫌だと考える外国の方もいらっしゃいます。
これは日本独自の文化なのかもしれません。
そういったものを一つ一つ社会に出て、自ら学んでいくこと。
知らない間にルール違反にならないように、確認し合うことをお勧めします。
2つ目のポイント 専門外に興味を持たせる
ポイントの2つ目は専門外の授業に参加するです。
歴史的に有名な人々の中でも、
大学の講義に大学生として紛れ込んで参加したなんていう映像が映画の中でよく出てきます。
大学に入れば、自分の専門の授業以外にも共通で受けられる授業があります。
私が自分の子供に言っているのは、特に語学、
英語だけでなく、韓国語、中国語、またはスペイン語、ドイツ語、ポルトガル語など
それぞれを社会に出て、学ぼうとしたら、やはり10万円以上の金額がかかりますが、大学の授業であれば授業料の範囲内でしかも単位になります。
これを強くすすめます。
3つ目のポイント お金の管理を教える
3つ目は、お金の管理です。
高校の後半で、お金がいくらかかるか入ってくるかというところに意識を向けました。
大学の前半ではアルバイトを通じて自分の労働力をお金に変えていきます。
そのお金をどういうふうに管理をするかという部分をサポートします。
例えば全部使ってしまう。
それを経験してもいいと思います。
またまた、全額貯める、そういったものも経験していいと思います。
親に教育費を払う生活費を払う、そういうご家庭もあると思いますし、寄付をする方もいるかもしれません。
また旅の旅費を貯める方もいるかもしれません。
その中で、いろいろな活動を通じて、だいたい何にどれぐらいの金額がかかるか。
個人個人、目安でいいので割合を意識して考えさせることをすすめます。
すると、入ってくる金額に対して、貯金が何割、旅行に何割、生活費に何割、そういった大まかな割合がわかるようになると、
お子さんの金銭感覚が破綻することも減りますし、
計画的に運用することができます。
まとめ
大学前半でサポートする3つのポイントは、アルバイトで社会性を身に付け、専門外の授業を受け、お金の管理を学ぶです。