元教員ということもあり、教育の分野で主に仕事をしてきました。
学校の教員として9年、学習塾の塾長として4年間仕事をしてきました。
自身の子どもも2名おり、さらに障害を抱えた方の支援施設や学校に行けなくなってしまった生徒さんのための適用施設での勤務も経験しました。
人と関わることが苦手な私が日本での教育において何を大切にしているかお伝えしていきたいと思います。
失敗する経験の権利をもっているのは子ども自身
子ども自身が自分で自分のことを大事にしてあげられることを学ばせるようにしています。
詳しく説明すると
○自分の好きな事をやらせてあげる
○様々なことに挑戦させてあげる
○なるべく口をださず見守る
ということです。
我々大人の方が知識もあり経験もあるので間違えてる部分、失敗する部分が前もって見えてしまいます。
それは本人が経験する権利のある大切な機会なので見守ることそれが応援です。
もちろんルール違反、怪我をする、人を傷つけるなどトラブルや罪は事前に注意を促し、手伝う必要があります。
しかし、必要以上に干渉しない本人の好きな事をさせてあげることで養われる資質があります。
それが自己判断、判断力です。
本人が自分で決める。そしてそれを責任を持ってやること。
それを尊重して応援してあげられるか自立への道に繋がります。
本人の意思を尊重しつつ、プランBも用意しておく
何が好きなのか、何がやりたいのか、そして何がやりたくないのか、それを本人に判断させる。
大人の意図と本人の意図があまりに違う時にはBプランを示してあげて、それでも本人に判断させて本人の意思を尊重することです。
それをどこまで大人ができるかと言うことが子供が自分を大切できるかに大切な要素です。
自分は自分の味方でいること
私は社会人で働き始めた時、自分に自信がなく、あまり自分が好きではない人間でした。
なので人から好かれること人から求められることばかりを求めてしまい、もらって何も返さないそんな人生を送っていたので、人は離れ、自分の心も枯渇していきました。
その経験から子どもにまず教えてあげたい事は自分はせめて自分の味方でいてあげること。
自分に優しくしてあげること、自分を好きでいてあげること、そしてそれを他の人に強要しないこと、人と自分は違うことということを教えてあげたいと思っています。
自分が満たされれば満たされるほど、自分が毎日楽しければ楽しいほど、他人に優しくできます。
何かしてあげようと思います。
一緒にやろうと言う気持ちを伝える事は大事ですが事細かにしてあげすぎたり指示をしたりと言うことではなく、相手を大事にする相手を配慮する傷つけないで約束を守ることです。
まずは自分を大切にしてそして人を大切にしていけるよう育てていくことが大切な要素となります。